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日々の日記。ひっそりと静かに。

ヘルニア、オペ後の個室から。

昨日、椎間板ヘルニアの緊急手術を受けた。

私はどうも自分の痛みを後回しにしがちなようだ。
ほんとうは今年の一月から痛かったのだ。
今日は12月です。

昨日、朝起きたとき腰に激しい痛みを感じて近所の整形外科ドクターを訪ねた。
そのとき私は、誇張でもなんでもなく這って診察室に入る状況だったし、時すでに若干遅し、だったのだろう。
厳しく優しいおじいちゃんドクターは
「こんなになるまでなぜこなかった。
 時間がない。急げ」
と紹介状を作り、MRI検査やオペが可能な整形外科病院にかけ込ませてくれた(この間、自分で運転したと話したら執刀医に呆れられた)
かけ込んだあとは流れに任せるほかなく、検査結果をみた執刀医に
「こんなになるまでなぜこなかった。
 時間がない。すぐオペです」
と繰り返しのフレーズを伝えられるのをなんだかぼーっと聞いていた。
紹介状を持たせてくれたロマンスグレーの御大はその界隈で名の知れた名医で、いまは現役を退いておられたことをその場で知った。


人生二度めの手術なので手術前の雰囲気は多少理解しているが、やはり緊張した。
14時に検査結果が揃い、17時には手術開始となった。
なんのこっちゃ。

私の椎間板ヘルニアは執刀医いわく
「オペ室の全員がおぉーと声を上げる程度には、みたこともない巨大さだった」
とのこと。
「こんな状態でよく我慢していたな
 (我慢にも程がある)(褒め言葉ではなく怒ってます)」
といわれた。

術後、シャーレに入った抜き取った『ヘルニア』をみせてもらったが、なんとも気持ちの悪い赤いつぶつぶだった。
赤いのは血液が混ざってるからなのか?
直径8センチ程度のシャーレいっぱいに詰まった『ヘルニア』が「巨大」なのかどうかすら私にはわからないが
あと数時間、術後が遅れていたら(すなわち私がまだ無意味に痛みに耐えて、一歩歩くのすら呻きながらでも、ぐずぐずと家事を続けていたら)一生残る排尿機能障害を引き起こしていたとのこと。
オペの傷口は痛く、まだベッドから起き上がるのが精一杯だ。

これを書いているのはオペ翌日の個室のなかです。


私のヘルニアはその道のベテラン医師が
「超巨大」という大きさで
それを取り除くため第四・第五腰椎(骨)そのものを大きく削り取ったとのこと。
私は全身麻酔のため、手術の経過と説明はまったく覚えていない。
その場で聞いていなくてよかったとつくづく思う。


「自分の身体の声を無視するにも程がある」
「我慢するにも程がある」
いつも自分にそう思いながら、そうもいかない日常に追われていた。
祖母の四十九日すら終えていないというのに。


「3日で帰る」
と宣言したら
「いい加減にしろ」
と周囲の全員にいわれて入院2日目の夜が終わろうとしている。

なんのためにこれを術後の傷跡も治らないなか書いているかというと、
一重に自分の精神衛生のためだ。
ブログ、ありがとう。


しばらくスマホからアップするため、フォントの揺れやヘンな大文字小文字が発生しそうですが、リアルタイムでネットという宇宙に放ちたいのでこのままで。
万一、このブログを読んでくださっている心優しい(珍しい)方がいらしたらそこらへん、しばらくご勘弁ください。


ひとまず。